09原水禁世界大会 報告会

原水禁世界大会 報告会  (8月25日(火)

 今年の原水爆禁止世界大会には、かばら地域からデイサービスセンターの小山さん、友の会員の中尾さん二人が参加しました。
暑い暑い長崎での行動お疲れさんでした。
 3階のディ・サービスセンターにて報告会を開きました。お二人の報告と戦争体験者の貴重な体験のお話を聞くことができ核の廃絶と戦争を起こさない気持ちを新たにすることができました。










「知っていることを知らせないのは知らないのと同じ」
参加者の小山さんの報告の一部です。
長崎市長がオバマ大統領を長崎に呼びたいので署名活動を行いたいと提起があったこと。

各国代表の発言では中国代表が「先制核攻撃を行わない」と話されたことが印象に残りました。


 2日目の分科会には「分科会6 核兵器廃絶と憲法9条」に参加し、イラクの新婚さんがイラクの現状報告を行い、通訳にはイラクで拘束され話題になった「高遠さん」でした。

アメリカのイラク政策ではテロリスト(アルカイダ、タリバン等)により一般市民も巻き添えになり、犠牲者の遺族がテロリストになっていること。
日本の自衛隊派遣はアメリカに協力していてアメリカのイラク侵略を助けていてイラクの助けにはなっていないことが報告されました。

草の根の活動報告がたくさんあった。「知っていることを知らせないのは知らないのと同じ」という報告に私たちも何かをやらないといけないと考えさせられました。

原爆による被害の実相、展示物や原爆記録映画を見て再びこの様な事が起きないように人類全体で考えないといけないと強く思ったという報告に参加者も同じ思いになりました。




小山浩二さんのお礼はこちら




参加者の報告の後、戦争体験者からのお話を伺いました。
戦争を再び起こさないと参加者から決意を込めた「俳句」が披露されました。

また、旧制中学時代に勤労動員で福島から横須賀まで動員させられて多くの友が空襲にあって焼け出された話がありました。(寄稿がありましたので2面に掲載しました。)

写真は旧制中学校の空き校舎に軍需工場が疎開してきて学校工場と言われ中学生が勤労奉仕されられました。
薄井さんの戦争体験(勤労学徒動員など)こちら


行動提起
 民医連の副会長でもある歯科の吉田万三さんからは来年の「核不拡散防止条約」見直しにむけて1200万筆の核廃絶署名を集めることになり、民医連はその1割にあたる120万筆の署名を集めようと訴えがありました。
 かばら支部では、この訴えにこたえ10月6日には、綾瀬のイトーヨーカー堂前で6時から署名行動(6・9行動)を行います。会員の方の参加を待っています。



報告のあとは池田支部長の乾杯で参加者が報告の話やそれぞれの戦争体験や平和の大切さなど和やかに話しながら交流しました。




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